「話すことも支援になる」高松中学校の生徒たちが感じた、能登でのボランティア|2026年8月

のとささえーるの訪問活動に、高松中学校の生徒さんたちがボランティアとして参加してくれました。

午前中は高屋地区の集会所で、地域の皆さんと肩たたきや折り紙、お手玉などを通して交流。午後は障がい者施設を訪問し、一緒にシャボン玉を楽しみました。

最初は「どう声をかけたらいいのだろう」と戸惑っていた生徒さんたちも、一緒に手を動かしたり、遊んだりするうちに自然と会話が生まれ、笑顔が広がっていきました。活動を終えた生徒さんたちは、それぞれどんなことを感じたのでしょうか。今回は、参加した5名の生徒さんからいただいた感想をご紹介します。
※ご本人・学校の了承をいただき、名前を伏せて掲載しています。

お話するだけでも元気づけられる

私は能登のボランティアに参加して、あまり普段関わったことのない高齢者の方や障がい者の方と交流しました。最初に公民館についたときは、高齢者の方にどう声をかけて良いか分かずいたけれど、肩揉みや折り紙で会話を広げる事ができたし、能登の震災についても知ることができました。また、障がい者の方とシャボン玉で交流もしました。みんなが分け隔てなくシャボン玉を楽しめていたのがとても良かったと思いました。このボランティアを通して、被災者の方とお話するだけでも元気づけられるし、子どもが少ない地域などでは、すごく明るい雰囲気になると感じました。これからも、能登の復興のために被災者の方と交流し笑顔を増やしていきたいです。

交流することが、被災された方の力になる

私は能登のボランティアに参加し、高屋町の高齢者の方々や障がい者の方々と交流させていただきました。高齢者の方とは折り紙やお手玉を楽しみ、肩揉みをすると「ほんとうにありがとう」と喜んでいただきました。障がい者の方々と、一緒にシャボン玉を体験させていただきました。この経験から、私たちが今、能登の方々にできるのは、私たちの強みである若さを活かして、元気いっぱいに活動をしていくことです。そして、震災のことを思い出させることではなく、明るく元気に暮らせるよう現地へ行き、共に楽しい時間を過ごすことだと考えました。一度きりで終わらせず、何度も能登を訪れて交流を深め、被災地を少しでも元気づけたいです。

交流から見えた地域の課題、広がった支援への思い

僕は現地の人とおしゃべりをしたりマッサージをしたりして交流するというボランティアをしたことは初めてでしたが、現地の方とお互いに新鮮な気持ちで交流することができました。また、交流させていただく中で来てくださる方のうち女性に比べ男性が圧倒的に少ないという課題なども発見することができました。また、午後からは現地の障がい者施設の方とシャボン玉であそび、交流することもできました。被災地で新たな経験や発見ができ、とても良い日にすることができました。これからも能登はもちろん、熊本の震災のことなども他人事ではなく自分事としてなにかできるように頑張っていきたいです。

能登で感じた、世代を超えた交流が、笑顔を生む

私はこのボランティアに参加し、現地の高齢者の方と、肩揉みをしながらおしゃべりをしたり、お手玉の仕方を教えてもらったりしながら、高齢者も自分たちもリラックスしながら交流することができました。またその中で普段では聞けないお話を聞けたりしてとても充実した経験になりました。障がい者施設の方とは一緒にシャボン玉で交流しました。はじめは恥ずかしがって、見ているだけの方も、慣れてくると少しづつ喋りながら、たくさんのシャボン玉を作ることができました。このボランティア活動を通して、被災者の方と喋りながら交流することは被災された方にとって、力になることなのかなと思いました。これからは自分の地域でも様々な年代の方と交流していきたいと思ったし、能登や熊本で被災された方に支援をしたりして交流をしていきたいです。

小さな交流から、できることを少しずつ

私は能登のボランティアに参加し、高齢者の方や、障害者の方と交流しました。障がい者の方は、私自身あまり関わりを持ったことがなく少し不安に思っていましたが、それぞれのペースでシャボン玉を楽しんでいる人が多く、みんなで楽しむ、ということが力になるのかなと感じました。現地の高齢者の方々は、あまり娯楽がなく、おしゃべりをすることをとても楽しんでいる印象でした。一緒に折り紙をしたり、肩叩きをしたりすると、日常的な会話をしてくれ、こちらも楽しく参加することができました。年代の違う人との交流は元気づけられる、という声を聞いたので、これからも小さな場での交流から少しずつ参加していきたいです。

能登での出会いが、生徒たちのこれからにつながる

それぞれ表現は違っていても、共通していたのは、「一緒に過ごすこと」の大切さです。
肩たたき、折り紙、お手玉、シャボン玉。

特別なことをしなくても、同じ時間を過ごし、話をして、一緒に笑う。その中で少しずつ距離が縮まり、「また会いたい」「また来たい」という気持ちが生まれていく。

そして、生徒さんたちは今回の経験を、能登だけでなく、自分たちの地域や熊本への関心にもつなげてくれました。能登を訪れた一日が、これから誰かを思いやり、行動するきっかけになったのなら、私たちにとっても、とてもうれしいことです。

高松中学校の皆さん、能登に来てくれてありがとうございました。