この日は、いつもとは少し違う、うれしいゲストが。
なんと、高松中学校の生徒さんたちが活動に参加してくれました。
高屋地区は、子どもがほとんどいない地域です。そこへ中学生の皆さんが来てくれたことで、いつもの集会所が一気に明るい雰囲気になりました。
中学生の皆さんは、参加者の方に肩たたきをしたり、一緒に折り紙をしたり。最初は少し緊張していた様子もありましたが、しばらくすると、あちこちで会話が弾み始めました。気がつけば、世代の違いを感じさせないほど、自然な交流が生まれていました。
世代はずいぶん違うけれど、一緒に笑えば、そんなことは関係ない。
そんなことを感じさせてくれる時間でした。

そして、この日はもう一つ、うれしい再会がありました。日頃からのとささえーるの活動をご支援いただいているシビックフォースさんが、熊本での災害支援の合間をぬって、活動に参加してくださいました。
「僕は能登担当なので、能登支援は忘れていません!」そんな言葉を聞いた高屋の皆さん。
すると、ある方が熊本のことを心配して、こんな言葉を口にされました。
「熊本の人は大変や。うちらは冬やったし、まだよかったけど、この暑さやったら余計に大変や。はよ、熊本の人を助けてあげて」その言葉を聞いたとき、胸がいっぱいになりました。
能登も、あの冬は本当に寒く、大変な日々だったはずです。それでも、たくさんの人に支えてもらった経験があるからこそ、今度は自分たちが誰かを思いやる。自分たちが受け取った優しさを、別の誰かへ渡していく。
災害が起きたとき、支援する人と支援される人がいます。けれど、支援は一方通行ではないのかもしれません。誰かから受け取った温かさが、時間を越えて、また別の誰かへ渡っていく。能登で受け取った支援や優しさが、今度は熊本を思う気持ちにつながっている。それはまさに、「恩送り」なのだと思います。
高屋の皆さんが熊本の方々を思って口にした言葉に、私たちのほうが励まされました。
高松中学校の皆さん、ありがとうございました。そして、熊本での支援活動の合間に駆けつけてくださったシビックフォースの皆さんも、ありがとうございました。






